お手本は、お寺の奥様?! しっとり和風美の秘訣とは?

梨園の妻ほどではないけれども、奥様のキャラクターが大切といったら、いいすぎでしょうか?

しかし、住職をささえるお寺さんの奥様の存在は、21世紀の現代でも、欠かせないものです。
にこやかで品が良いけれど、でしゃばらず、ひかえめに。
また、気品のある立ち居振る舞いや、ヘアメイクの秘訣など、知りたいことはたくさんありますよね。

お寺に嫁いで10年の浅田ゆうこさんに取材しました。

ひかえめに、でも、地味にならないように?! 

基本は、薄化粧

お寺の奥さんというと、ひかえめなイメージですよね。
しかし、地味ではありません。
日本人特有の「さりげないお・も・て・な・し」のプロフェッショナルのような印象が。

浅田ゆうこさんは、現在37歳。
一般のサラリーマンの娘に生まれ、ご自身もごく普通の会社の事務職を経験したのち、遠い親戚の紹介(お見合い)でお寺の嫁になりました。

そう聞くと、度胸があるようにきこえますが、もともと、人と接するのが好きで、また仏教説話や、仏像にも関心があることから、「そんなに敷居が高い印象ではなく、ごく普通の生活の延長」と、住職との結婚に踏み切ったそうです。

そんなゆうこさんは、朝起きると、まず身支度を整えますが、必ず眉を描き薄く口紅を塗ります。
誰に会ってもよいように、たえず薄化粧をするのは、結婚後の習慣になっているとのことでした。

所作の基本は、毎日の生活

n784_nayamuokamisan_tp_v1
お寺の生活は、たくさんの人と会うのが基本です。
といっても、ほとんどが、通夜・葬儀・法事など〈かなしみ〉の席。

そのため、どたばたと音をたてるような立ち居振る舞いは厳禁です。
一見地味な中に、ほんのりとした華やぎを感じさせる、立ち居振る舞いと所作の基本は、「ひとつひとつの動きを丁寧におこなうこと」。

そのためには、書道や茶道のお稽古も役に立っていることがわかります。
このように、和のお稽古にはげむのも、奥ゆかしいしっとりとした、和風美人を作り出す基本になっているのでしょう。