看護師が伝授!これから流行する病気と予防のための基礎知識について

気温がグッと下がり、もうすっかり季節は冬ですね。気温が下がる季節の変わり目には、風邪を引きやすくなったり、体調を崩しやすくなったりします。冬に多い病気と予防について少しだけご紹介します!

寒い時期に多い病気・症状

①風邪
これからの時期にかかりやすい病気は、一言で言えば「風邪」です。風邪を引くと、喉が痛くなる、鼻水が出る、咳が出る、熱が出るといった症状が出ます。ウイルスや細菌に感染することで引き起こされる風邪ですが、症状によって、病院では「咽頭炎」や「鼻炎」、「気管支炎」などと診断されます。風邪は引き始めが肝心という言葉を聞いたことがあると思いますが、「あれ?なんだか変だなぁ」と思ったら、なるべく早いうちに病院受診することで、悪化することを防ぐことができます。

②インフルエンザ
発熱、咳、鼻水の他に全身倦怠感や関節痛も症状として現れるインフルエンザ。これも冬に流行する病気です。発熱は3〜4日ほど続きます。予防接種を受ける方もいらっしゃいますが、予防接種を受けてもインフルエンザになることもあります。ただ、予防接種をしておくと、インフルエンザにかかっても症状が軽く済むことがあります。冬に流行するインフルエンザのウイルスは、湿度が高い場所を嫌います。そのため加湿器や洗濯物を干すなどをして、お部屋の中の湿度を40%〜60%に保ちましょう。外から帰ったら手洗い・うがいも忘れずに。

③胃腸炎、ノロウイルス
下痢や嘔吐、腹痛、発熱がメインの症状として現れる胃腸炎。ただの胃腸炎より怖いのが、ノロウイルスです。生カキからの感染が多いと言われております。ノロウイルスにかかったら、嘔吐物や便の中にもウイルスは排泄されますので、消毒が肝心となります。ご家庭にあるハイターなどの塩素系漂白剤はノロウイルスに有効です。嘔吐物や便がついた場所はきちんと消毒しましょう。ノロウイルスは乾燥すると空気中に舞いやすいので、乾燥してしまう前に処理するのが望ましいです。心配であれば、嘔吐物や便がついたものはゴミ袋に2重に包んで、捨ててしまいましょう。

感染症を予防するためには?

感染症を予防するためには、日常生活でどうしていくといいか、いくつかご紹介します。

①手洗い・うがい、マスクの着用
手洗いやうがいは基本。手や喉の粘膜にもウイルスは付着しています。免疫力が高いと、病原体に対する抵抗力がついているため、風邪などを引きにくくなるかもしれませんが、免疫力が低下していると、感染症にかかりやすくなります。まずは手洗いやうがいをしっかりしたり、マスクをつけたりしましょう。

②バランスの良い食事、十分な睡眠
食事を摂ること、睡眠を取ることは、免疫力をアップすることにつながります。免疫力が高いと、病原体に対する抵抗力がつきますので、まずはしっかり栄養を摂って、ゆっくり寝ることが大切です。また、適度な運動も免疫力を高めるためには必要なことです!

③室内環境を整える
適度な室温、適度な湿度を保つことも、病原体を寄せ付けないためにも必要なことです。冬は室温を20〜22℃、湿度を45〜60%に保つようにしましょう。

いかがでしたか?予防の中でで一番大切なのは手洗いです!風邪をひきやすくなったり、冬に体調を崩しやすい方はぜひ参考にしてみてください!