発酵食品は、日本古来ノモノが優秀?

ヨーグルトが肌や身体にいいといわれますが、日本人の食生活に牛乳や、チーズ、ヨーグルトを取り入れるようになって、まだほんの1世紀ほどしか経っていません。

しかし、雨が多く湿度と気温の高い、わが国には、わが国ならではの食文化が発展してきました。その独特のしっとりとした気候を利用しての、発酵食品の発達は目覚しいものがありますから・・・。

豆腐は和製チーズ?

脂肪分の少ない和食の発酵食品

おもに牧畜文化とともに発展したチーズやヨーグルト。
乾いた気候のなかでは、栄養素はもとろんのことですが、水分や脂分の補給源として重宝されました。

しかし、日本の湿りがちな風土では、逆に乳製品の必要性はあまり重要ではないのかもしれません。
チーズは日本人には、やや脂分が多いですし、ヨーグルトは、砂糖を入れていただくことがほとんどです。そのため、カロリーが過多になりがち。

そこで思い浮かぶのは、和食に登場する発酵食品です。
大豆を発酵させる【納豆】・【醤油】【味噌】そして、季節季節の野菜を上手く長く保存できる【漬物】。
これらは、日本の風土をかしこく利用して考え出された食品ですから、そこに生きる人々の体質と相性がよいのです。

気候と食品の相性

動物性食品である乳製品の発酵食品は、せかっく取り入れた乳酸菌が、すぐに胃のなかで死滅してしまいがちです。
しかし、和食の発酵食品ならば、植物性の乳酸菌ですから、日本人の長い腸のなかでも比較的死滅しにくいのが特徴だといえるでしょう。

欧米人や中東とことなり、腸のトラブルが多い日本人にとって、漬物や大豆の発酵食品が発達したのは、気候だけではなく、身体が欲していたのかもしれませんね。

ちなみに、お隣の国、韓国の伝統的な発酵食品【キムチ】にふくまれているのは、植物性の乳酸菌です。あのパンチの効いた味わいが好き! という人は多いですよね。
また、キムチと納豆を混ぜたり、納豆のなかに、微塵切りにした、たくあんを入れてもおいしいですよ。