お祝い事の文化がこう違う!? アメリカ 国際結婚実話その4

さて、いろいろ書いている国際結婚についてですが、もちろんいい事も、大変な事も含めて、日本と
の違いに驚く事も非常に多いです。
日本の常識が、常識ではないところ。
当たり前のことですが、ちょっとしたお得感を得る事もあれば、またその逆もあります。
日所湯生活の中で頻繁に思うことを挙げてみたいと思います。

日本と違うこと・・・日常編・・・

親戚付き合い

日本の親戚同士間では、冠婚葬祭以外には、あまり深い付き合いというのはないのではないでしょうか。
もちろん、家庭環境や、住まいの距離にもよると思うのですが・・・。
アメリカでは、親戚、家族の付き合いをとても大切にします。
毎週のように一緒に食事をしたり、どこかに出かけたり、家族、親戚を集めてホームパーティーや、ピクニック・・・などなど、頻繁に集まって近況を報告し合います。
日本では考えられないことですが、サプライズのバースデーパーティーや、結婚何周年目、のパーティー、子供達の入学祝い、卒業祝い、などのホームパーティー、そして出産を控えた妊婦さんをお
祝いするベビーシャワーなどなど、大人数で行うイベント行事も盛りだくさん。
また、クリスマスをメインに、サンクスギビング・デーなど、とにかく家族の絆を深める為の、ホームパーティー、食事会・・・と、とにかく、親戚と集まる事が非常に多いです。
日本で、冠婚葬祭の時くらいしか、親戚と顔を合わせることなどなかった私に取っては、とても興味深い事でした。
親戚のお宅でのホームパーティーなどが続いて、頻繁に顔を合わせる機会があることで、お互いを良く知ることにもなり、絆も深まるので、とっても素晴らしい事だと思います。
ですが・・・
これが、毎週毎週、となるとちょっと大変。おまけに、広いアメリカ。離れた場所にいる親戚の、バースデーパーティー、ベビーシャワー、卒業パーティーなどに出席をするとなると、出費もかさみ
ます。結婚式なら分かるのですが・・・。

現金のやりとり

日本では、お正月のお年玉を始め、お見舞い、お祝いなどにお金を渡しますが、アメリカにはそういう現金のやり取りをすることはまずありません。
例えば、ベビーシャワーというアメリカの代表的な家族行事。これは出産を控えた妊婦さんを励ますパーティーがあります。お腹を大きくした妊婦さんとその家族が、友人、知人、親戚を招き、盛大な
食事会を開きます。そこに持参をするのは、たいていが「ギフト」。使ってもらえそうな物、喜んでもらえそうな物を、参加者等が持参して、そのパーティーでそれらをお披露目してみんなで盛り上がります。
日本であれば、出産後にお祝いするものですが、アメリカではその逆なんですね。
そして代表的なのは結婚式。日本であれば、披露宴に行く時には、現金をお祝いとして持参しますが、アメリカではもちろん、「ギフト」や「お祝いのカード」が中心。現金を持って行く事はまずあ
りません。そのため、披露宴を開催するときは、ほぼ招待する側が用意することになります。
私達は、アメリカで結婚式と披露宴を挙げましたが、この時はまだ日本在住でした。なので、披露宴でギフトを頂いたとしても、荷物が多過ぎて日本に持参はできません。そういうこともあり、招待状
には、その旨のメッセージを記して、ギフトを用意いただく代わりに、現金で頂ければ幸せです、という内容のコメントを託すことにしました。こういうケースは本当にまれだと思います。
また、披露宴のパターンもそれぞれ。高級ホテルでのパーティーもあれば、海や公演での野外パーティー、カフェレストランでのパーティー、など、とても自由で、そしてお手軽です。
日本で披露宴を挙げようと思うと、お色直しに着物の打ち掛け、白無垢、純白ドレス、色ドレス・・・料理もコース料理で、とかなりの金額になりますね。その辺は、アメリカでは、ドレスを何
回も着替えるということもなく、コース料理にこだわる事もなく、パーティーそのものがもっと気軽です。

日本のように完璧に、きっちりとこだわりたい人には、海外の気軽さは受け入れにくいかもしれませんね。
ですが逆に、もっとリーズナブルに、もっと気軽に、もっとアットホームに・・・と思う人には、是非、参考にして欲しいな、と思います。
また、冠婚葬祭等でも現金のやり取りがない分、出費がかさんで大変な時には、助かる部分でもありますね。これをプラスと取るか、マイナスと取るか??

考え方の違い

日本人は相手を気遣う事が出来る人種だと思っています。「こんなことを言えば傷つけてしまうかもしれない」「こんなことを言えば傷つくかもしれない」からこそ、言いたい事を言わず(というより
言えず?)ガマンをする事が出来ます。だからこそ、言いたい事を遠回しに、うまく言おうとしますね。
それでうまく伝わらないというトラブルもあるのではと思います。また、そうすることで、深く傷つかなくて済む代わりに、言いたい側としては言えない、吐き出せないストレスも抱え込みそうで
すね。
アメリカ人はその逆で、お互いの為に何でも意見を述べる事、を大事にします。回りくどく言いたい事を遠回しにするのではなく、自分の思うことをストレートに伝えます。なので、アメリカ人は、言
いにくい事でも、すんなり言う人が非常に多い気がします。
例えば日本では、何かを断るような場合でも、それはそれは丁寧に、挨拶から始まり、世間話をし、相手をねぎらい、そしてようやく肝心の話に入ります。それでも断り文句はとても丁寧に柔らかく伝
えるものだと思います。おまけに、帰り際でも丁寧に挨拶をし、お見送りまでしてくれたりします。
ですがアメリカでは、挨拶の直後に、いきなりバッサリ切られます。相手の気持ちや、相手の足労などお構いなしです。帰り際もなんともあっさり。
でも、本人に言わずに陰でグチグチ言う訳でもなく、本人に向かってはっきり言うからこそ、その後の関係はさっぱりしている気もしますね。
言いたい事を言える、ということはいい事だとも思います。そのせいで、町中でケンカをしている人達を良く見かけます。特に、女性同士がののしり合ったり、大声を上げているのを見ると、なんだか
女性らしさが欲しいと感じたりもします。
ですが、自分の意見を、惑わされず、口に出来るということは何と幸せな事か、と思ったりもしま
す。

いかがでしたか?

やはり日本人とアメリカ人。違う事はたくさんあります。ですが、プラスもマイナスも、ひっくるめ
て学びであると思えると、大きく成長出来る気がしますね。